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            本間英一さんの地域活動記録 門脇2〜4丁目コミュニティ ニュース録

        石巻市 まねきコミュニティ ニュース No.10

                   東日本大震災より5年目 復興への記録

 岐阜県立東濃支援学校 階段清掃活動 2015年8月9日
     

 昨年8月にも日和山の階段清掃活動を行ってくれた、岐阜県立東濃支援学校の生徒、父兄ら80名が今年もボランティア活動として日和山階段清掃活動を行ってくれました。昨年は70名のメンバーでしたが、今年は80名もの大人数です。昨年も確か、雨に降られたのですが、今年もあいにくの天気で活動が危ぶまれ、終了前に多少降りましたが大丈夫でした。朝9時頃に大型バスとワゴン車などで日和山参道駐車場に到着です。箒、草刈り鎌など清掃道具を持ち、まず皆様に日和山に登っていただき海が見渡せる大鳥居のところでご挨拶として門脇の復興状況などお話ししました。そこから下に降りながら階段の隅々まで大変きれいに清掃して頂きました。生徒の皆さんは少しのゴミも見逃さない丁重さで掃除してくれました。終了後、冷たい飲み物で喉を潤し、生徒代表数名のご挨拶を頂きました。挨拶は素直な表現で心に沁みるものでした。また、2名の生徒さんから自分でためた貯金箱を地区のためにと頂き、地元の皆さんは驚くとともに感謝の念に浸りました。その後、生徒たちは大川小学校跡地を見たり地元とのサッカー交流を行い有意義な研修旅行になったことでしょう。感謝です!

      

( 5月 3日) ボーイスカウト支援活動

 ボーイスカウト山梨連盟甲府第2団から中高生も含めて15名が、まねきコミュニティのメンバー16人と一緒に日和山の階段掃除を行いました。地元では毎年日和山鹿島御児神社の祭典の前に階段掃除をしており、おかげさまで大変助かりました。甲府第2団は、石巻地区第6団と震災後交流があったことがきっかけです。

( 5月27日) いきいきヘルス体操昼食会
 いきいきヘルス体操は、2013年8月から始まり、もう2年以上継続しています。この7月からは復興工事でまねきの家が使えなくなり、竹中JVのプレハブをお借りして行っています。このプレハブは広く、エアコンもあるので快適ですが送迎が必要です。体操終了後、美味しいお弁当を頂きました。

       

( 6月12日) 第2回役員会
 6月20日をもって、JENの支援が終了、まねきの家の光熱費が自己負担となる、日和山階段清掃活動支援について、夏祭り、平和会役員交代の件、その他 12名出席

( 6月27日) 那須烏山市の生徒らの支援活動
 これまで何度も支援活動で石巻に来て頂いている、那須烏山市の小中高生ら25名が来てくれました。支援活動を行う予定でしたが、あいにくの雨でまねきの家で交流を行いました。雨のお蔭で地元の皆さん10名以上のお話もたくさん聞くことができ、かえって良かったかもしれません。これまでは簡単なあいさつですぐ活動だったので、今回のように長い時間地元の方の話を聞いて感慨深いものがあったと思います。地元の方々も、震災後4年経って震災の体験を話すことが少なくなっているので、思いを話すことで気持ちが晴れることもあったことでしょう。(雨の室内で写真なし)

( 7月 1日) 第3回役員会
 夏祭り、階段掃除、アートイベント、かき氷サービス、高橋興治さん慰労会、他 11名出席

( 7月18日) 高橋興治さん慰労会
 長年、石巻社会福祉協議会の会長を務めてこられ高橋興治さんの慰労会を開催しました。会場は中央2丁目の「石もり」で、15名の方々が出席しカラオケなどで盛り上がりました。石巻社協には、震災時よりこの地区は大変お世話になっています。震災時の支援やいきいきヘルス体操、その他でもお世話になり感謝です。長い間大変ご苦労様でした。

( 7月29日) いきいきヘルス体操 松島昼食会
 体操後、送迎バスでパレス松島へ、皆様久しぶりの松島を楽しみました。20名参加です。

( 8月 6日) UR都市機構の職員だった朝倉様より支援金
 朝倉様の退職記念として職場の皆様から頂戴した餞別を、当会の活動に使って下さいとのことで多大なる支援金を送って頂きました。朝倉様の最後の職場となった石巻のためにとの思いがこもっています。〈一日も早い復興を、みなさんの笑顔を祈願しております〉朝倉様からは以前もご支援を頂いており、感謝です。復興後の石巻にぜひ来てください。

( 8月 8日) 楽しい昼食会メンバーの神尾夫妻来訪
 楽しい昼食会でお世話になり、昨年4月に当地で結婚式を挙げられた神尾夫妻が奥さんの故郷青森へ行く途中に立ち寄って
くれました。石巻に一泊したので本間宅で歓迎パーティーを行い、マジックも披露して頂きました。現在お住いの愛知県から青森県まで車で旅行です。昨年4月の結婚式を思い出しますね。まさか被災地で結婚式があるとは
思いませんでしたね。よい思い出になりました。12名参加でした。

      

( 8月 9日) 岐阜東濃支援学校階段掃除 1ページ参照

( 8月11日) 石巻11アートイベント2015

 東京在住の佐久間智子さんらが組織する「花とアートで再生復興プロジェクト委員会」主催のイベントが旧門脇小学校体育館、中瀬を会場に行われました。地元の「南浜門脇を考える住民女性の会]のメンバーらが協力、それぞれの会場で大きな用紙に絵を描きました。また、生け花とお神楽の奉納もありました。子供たちと描いた絵はその後、イオンモールに展示されました。

        

( 8月15日) 大阪池田夫妻によるかき氷サービス
 昨年に引き続き、2度目となるかき氷サービスがありました。昨年は8月にもかかわらず雨天で寒かったのですが、今年は晴天に恵まれ大いに賑わいました。コミュニティの人たちとテニスの人たち30名くらい参加し、お酒でも盛り上がり午後8時ころまで飲んでいました。池田夫妻は大坂から車で東北旅行の折に寄ったのです。二人ともお酒が好きでご主人はテニスもしました。

        

( 8月22日) 第3回夏祭り
 第3回目となる夏祭りが行われました。今回は復興工事のため会場を阿部公夫さん宅岩倉で行い、お地蔵さんは一時移転し足場も悪いため地蔵講祭りはありませんでした。今回も赤い羽根の住民支え合い活動助成を受け、焼き鳥、焼きそば、スイカ割り、抽選会などで盛り上がりました。また、新潟県南魚沼市より土蔵曳家工事に来ていた職人の方も参加してくれました。53名参加

      

       

      

( 8月31日) 本間家土蔵曳家
 津波の被災を受け、震災遺構として整備していた土蔵は土地嵩上げのため、曳家で移動しました。元の場所より北側に約10m地盤高さは1.5m上がりました。7月末より準備を進め、基礎石ごとジャッキアップしレールを引いて、引くのは約1時間で完了しました。今後、付帯工事をして来春には一般公開の予定です。

       

( 9月 1日) 復興住宅の工事始まる
 称法寺北側(東街区)の災害復興公営住宅(61戸)の工事がいよいよ始まりました。1号棟(東側)は4階建て、2号棟は5階建てで屋上には緊急一時避難所が設けられます。また、ソーラーパネルも設置、敷地内には集会所もできます。来年10月末に完成予定です。10月には杭打ちが終了しました。

        

 9月 7日) 第4回役員会
 第3回芋煮会、まねきの家移転、神戸大学アンケート報告会、年末階段掃除 10名出席

( 9月 9日) 神戸大学アンケート報告会
 昨年12月に、神戸大学・東北大学・岩手大学の連携調査で行われた「未来に生かす安全と暮らしのまちづくりアンケート」の集計結果報告会が阿部公夫さん宅岩倉で行われました。住宅の早期再建、都市インフラ(道路・鉄道)の向上と生活の再建が多く望むものでした。
参加13名

        

( 9月30日) まねきの家移転
 2013年6月にJENで建てて頂いたまねきの家は、土地嵩上げ工事のため山側へ約60m移転しました。移転に当たり中の荷物は一時移動しました。午後より大型クレーンで吊り上げられ、夕方には設置が終了しました。仮設トイレも移動しました。まだ電気、水道は無いので来春の道路が完成しないといきいきヘルス体操には使用できません。場所的には高くなり、周りも花壇を作るときれいになりそうです。

          

(10月17日) 第3回芋煮会
 今回で第3回目の芋煮会となりました。例によって山形スタイルの芋煮会で、今日の主役は和田敏典さんです。山形から味マルジュウ(醤油)と地酒の1升瓶を持ってきました。また、旧和田宅に植えた秘伝豆を皆で収穫し、ビールのつまみとなりました。今回は地区外の方たちも十数人来てくれてお話も盛り上がりました。高城さん、斎藤八百屋さん、桜井床屋さんからご祝儀を頂き、ありがとうございました。和田敏典さんの挨拶、高橋興治さんの乾杯でお酒も進みました。短歌、俳句大会も24首集まり審査の結果優秀作品を皆様の投票と和田敏典さんの審査で選びました。次にこれまでの作品を紹介します。

第1回作品(平成25年度)

  わたつみの 塩にもまれし 草花も 年を経てなお 華を咲かせむ

  街は消え 荒野の果つる 海辺まで 粟立ち草の 黄なるさざ波

  青空の 下の主無き 学び舎に 花植えし子ら 前途に幸いあれ

第2回作品(平成26年度)

  住みなれた 我がなつかし 門脇 離れる辛さ ああ悔しいな

  ここは何処 あそこは何処と野を歩く 津波に消えた 街を辿りて

  ありがとう まねきで過ごす楽しさや 毎週1回 お世話様でした

第3回作品(平成27年度)

  急ぎ来て みんなに逢えて 言葉なく

  孫たちの 生まれ育った古里の 復興の足音 嬉しくもあり 淋しくもあり

  復興の 槌音響くすすき野は 盛り土を終えて 帰る人待つ

  早や4年 親しき人々は 皆 遠くに行きにけり

  防潮堤 天国地獄の境界線 釣りにも行けぬ この高さでは

  みんな心に響く詩ですね。悲しくもなりますが、希望を持って生きてゆきましょう!


 あとがき

 震災より4年と7ヶ月が過ぎ、この地区もこの春から嵩上げ工事が始まり、現在は下水道工事が進んでいます。震災復興公営住宅の建築も始まり、やっと進捗が目に見えるようになってきました。門脇小学校もこの3月で残念ながら閉校し、花壇も無くなってしまいましたが、来年はまたきっと綺麗な花壇が復活することを信じています。何度も来ているボランティアさん達もこの地区のことは忘れずに手助けしてくれるでしょう。
 また、うれしいニュースもあります。この地区内に新築していた千葉さん一家は5月に門脇町4丁目の新宅に引っ越してきました。また、2丁目には村上さん家族が6月に引っ越してきました。この10月には藤井さん一家が4丁目の新宅に引っ越してきました。逆に、西村さん一家と小笠原さん一家は、復興住宅と他の住居に引っ越しました。また、数軒の方々が防潮堤用地にかかり、名残惜しいのですが来年には移転せざるを得ません。しかし、来年4月までには新しく4軒ほどが新築予定です。徐々に個々の家も増えてくるとは思われます。
 来年10月には災害公営復興住宅の入居も始まりますので、新しい町内会の設立を予定しています。この地区には5つの町内会がありましたが、当初は200戸にも及ばないので一つの町内会にまとめるように考えています。町内の集会所も復興住宅より多少遅れそうですが立派にできる予定です。
 この記事の中にはありませんが、門脇復興の記録を撮影している青池監督、一之瀬キャメラマン、山田助手またこの夏からは黄助手には大変期待しております。昨年3月以来毎月来訪していますが、ギャラなしのボランティア精神で記録撮影しているのではないかと思えます。今後とも皆様のご協力をお願いします。
まねきコミュニティニュースはこの号で10号になりました。年2回発行なので5年経ったということになりますね。これからもよろしくお願いします。   (連絡先  石巻市門脇町2−6−8 本間英一)