早稲田大学
ジャーナリズム研究所

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    女性ジャーナリストによる報告と座談会  報告文 (2015年09月07日)

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 女性ジャーナリストによる報告と座談会  「忘れ去られる人たち〜パレスチナ・イラク・シリアを伝える

9月5日(土)の午後、早稲田大学でドキュメンタリー映画監督の古居みずえさん、映像ジャーナリストの玉本英子さんを招いて、混迷する中東情勢についての報告会を開いた。主催は「ジャーナリズム研究所」で、共催は2人の所属する「アジアプレス・インターナショナル」と「古居みずえドキュメンタリー映画支援の会」。大学が夏休み中であるにも関わらず、参加者は約200人。大教室も人で埋まった。 
IS(イスラム国)を持ち出すまでもなく、現地の状況は一層悪化しており、紛争解決の糸口は見えない。20年以上に渡って、パレスチナやイラク、シリアなどの取材を続けてきた2人の女性ジャーナリストの生々しい映像は、強烈なインパクトを与え、問題の根の深さ、深刻さを改めて感じさせた。報告に続いて稲垣えみ子さん(朝日新聞論説委員)の司会による3人の座談会が行われた。「なぜフリーなのか」「なぜ戦場なのか」など、フリージャーナリストへの立ち位置や生き方などについて、率直な意見が交わされた。

世界をより正確に認識するには、きちんと取材された現地からのレポートは欠かせない。フリーを取り巻く状況は厳しいけれども、私たちの社会にとって、古居さんや玉本さんのようなジャーナリストの存在はますます重要になってくると思う。そのことを強く感じさせる報告会となった。(野中章弘)
 


参照) 案内文 

女性ジャーナリストによる報告と座談会「忘れ去られた人たち〜パレスチナ・イラク・シリアを伝える」を開催します。無料。

日時:2015年9月5日(土)14:00 開始
場所:早稲田大学 早稲田キャンパス 3号館601教室
主催:早稲田大学ジャーナリズム研究所
協賛:早稲田大学グローバル・エデュケーション・センター
   全学共通副専攻ジャーナリズム・メディア文化コース

登壇者:玉本英子(ジャーナリスト)
    古居みずえ(ドキュメンタリー映画監督)
司会:稲垣えみ子(朝日新聞記者)

古居監督のドキュメンタリー作品『ガーダ〜パレスチナの詩』が上映されます。同作品は第6回(2006年度)石橋湛山記念早稲田ジャーナリスト大賞(公共奉仕部門)を受賞しました。

   (チラシ両面を原寸大で見る